女性が建設現場で働くことは、今では珍しいことではなくなってきました。
私のように施工管理として現場に立つ女性も確実に増えています。
女性が建設現場で働くうえで、意外と見落とされがちなのが「着替え」の問題です。
特に夏場は汗の量が多く、男性よりも着替えるアイテムが多い女性は、服だけでなくインナー、メイク、髪の毛、臭いまで気を配らなければなりません。
現場では「着替える前提」で一日が回っている——それが、実際に現場に立つ女性施工管理として感じているリアルな実情です。
求人票や面接ではあまり語られないけれど、現場で働くうえでは避けて通れない、かなり現実的な悩みでもあります。
この記事では以下の内容を、前向きな視点でわかりやすく解説します。
- 長く安心して働ける会社を選びたい方
- 入社前に「何を確認すればいいのかわからない」方
- 女性でも本当に働けるか不安を感じている方
夏の現場は、とにかく汗だくになる。着替えが前提の一日
夏の建設現場は、とにかく汗だくになります。
空調設備のない環境で作業する現場も多く、炎天下の中でヘルメットをかぶり、安全靴で歩き回るだけで、あっという間に全身が汗でべたべたになります。
そのため、
朝の出社時に1回、
お昼休憩に1回、
仕事終わりにもう1回。
1日に3回着替える日も珍しくありません。
特に女性の場合は、着替えの回数だけでなく、インナー類や替えの服など持ち物も多くなります。汗や臭いが気になるため、着替えのたびにメイクや髪の毛を整え直す必要もあります。
こうした事情から、現場で働く女性にとっては「着替えることを前提に一日が組み立てられている」のが、現場のリアルです。
新築・大型現場では更衣室があることも
新築工事や大型の現場では、比較的環境が整っているケースもあります。
仮設の更衣室が用意されていたり、男女別でスペースが分かれていたりする現場もあり、こうした現場では着替えに困ることは少なめです。
ただし、これはすべての現場に当てはまるわけではありません。
改修工事が多い現場では、更衣室はほぼない
私自身、2〜3日で終わる改修工事の現場に入ることが多いのですが、正直に言うと現場に更衣室が用意されていないケースの方が圧倒的に多いです。
男性作業員の場合は、
- 外でサッと着替える
- 車の横やトラックの影で着替える
といった光景もよく見かけます。
でも、女性にとって同じ方法は簡単ではありません。
女性はどこで着替えているのか
実際のところ、私はこれまで、
- 現場のトイレ
- 近くのコンビニのトイレ
- 人目を避けてハイエースの中でこっそり
といった場所で着替えてきました。
決して快適とは言えませんし、毎回気を遣います。
「今日はどこで着替えよう」と考えること自体が、地味にストレスになることもあります。
会社に更衣室があるかどうかは大きな差
現場では着替える場所に悩むこともありますが、私の場合、会社に戻れば女性専用で鍵付きの更衣室が用意されています。安心して着替えられる場所が「会社にはある」という事実は、想像以上に心強いものです。
現場での我慢を、会社がきちんと受け止めてくれていると感じられます。
着替え問題は、女性のわがままではない
「着替える場所がない」
これは些細なことのように見えて、実は働きやすさに直結する問題です。
- 汗をかいたまま過ごす不快感
- 周囲の目を気にしながら着替えるストレス
- 毎日積み重なる小さな我慢
こうしたことが続くと、「この仕事を長く続けられるかな」と不安になる原因にもなります。
まとめ|着替え環境は、会社の姿勢が表れる
建設現場の着替え問題は、設備の話だけではありません。
それは、会社や現場が「女性が働くこと」をどこまで本気で考えているかが表れる部分でもあります。
完璧な環境を最初から求める必要はありません。でも、
- 会社に戻れば安心して着替えられる場所がある
- 女性の困りごとを「仕方ない」で終わらせない
そうした姿勢があるかどうかで、働きやすさは大きく変わります。
これから建設業にチャレンジする女性が、
「こんな現実もあるんだ」と知ったうえで、自分に合った環境を選べるように。
そして、企業側が女性を迎える準備について考えるきっかけになれば嬉しいです。


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